羅針盤開発秘話 第2回
~前回までのおさらい~
ランドマーク・星空・水平機・コンパス。
アプリの機能が決定して、プロジェクトは開始しました。
しかしそこで開発チームを待っていたのは、予想を超える事態だったのです。
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開発チームは飢えていた。
無い。とにかく無い。
探しても探してもAndroidに関する情報が無いのだ。
通常のアプリ開発(docomoのiアプリ等)ならばネットで検索すれば、
大体のことは解決できるのだが
Androidの場合、アプリの開発事例が殆どなく、
例えあったとしても海外のコミュニティサイトで皆同じことで困っているという
状態であった。
唯一の拠り所はGoogleから出ているAndroidリファレンスのみであったが、
このドキュメントは当時すべて英語で書かれており、それも我々を苦しめる
一因となった。
こういう状況であったため、
Androidの概念を学習するにも予想外に時間が割かれ
マイナス地点からのスタートとなってしまった。
結果、プロジェクトは大きく出遅れることとなるのだが、
事態はそれだけではなかった。
当初、開発チームは機能ごとに担当者を決め、個々人で開発をすすめていた。
そのためGoogleから推奨されていない構造で開発を行っているプログラムもあった。
このままでは品質に不安が残る。
そういった声がチーム内で上がり、
開発途中ではあるが、開発メンバー全員で学習期間を設け、
リファレンスを和訳して読み合わせを行ったり、
Androidの基本概念を理解するための勉強会などを実施した。
一見、後戻りしたように見えたが、この取り組みが好転につながった。
そこからは順調にプロジェクトが進み始め、
残業・休日出勤等はあったものの、
何とか当初計画していた通りのスケジュールで納品することが出来たのだ。
一つ教訓がある。基礎は大切だ、ということ。
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(次回 羅針盤開発秘話 第3回は5月12日(水)投稿予定です。
情報がない中で技術的に詰まった点を開発メンバーにインタビューします)
